皆様こんにちは^^
天の舞 零番です
ドール撮影楽しんでますか?
自室でドールちゃんを可愛く撮ろうとシャッターを切ると
『あれ・・・?』
ってなる事ありませんか?環境光のみだとどうしても肉眼で見た通りに可愛く撮れないですよね?
と言う事で今回はライティングについてのお話をしたいと思います
数あるライティングの中でも歴史が古くポピュラーなライティングであり・わたくしが普段の撮影で基本にしている
”レンブラント ライティング”
をご説明致します
レンブラントとは・レンブラント・ファン・レインというオランダ人の画家です
特徴のある光と影の描き方をされる画家で撮影の世界でもこの表現を多くの人が取り入れました
このレンブラントさんの作品・光と影に御注目願います
この絵の場合左斜め前から光が当たり影になっている向かって右側の顔半分
目の下が逆三角形に光っているのがわかると思います
この『片方の目の下に逆三角形』がレンブラントライティングです
三角形に印を付けました・この画像の場合右斜め前からライトを当て、その反対側の影になっている左半分の顔の目の下に逆三角形出来ています
このように被写体がほぼ正面を向いている場合、どちらからライトを当ててもOKですがわたくしの場合前髪が分かれていて顔が開けてる方から照らす事が基本的に多いです
しかし斜めから撮るとなるとライトの当て方が二択になります
①左の画像・左斜め前からライトを当てて手前に来る左目の下に三角形が出来る(手前の顔が影になる)
”ショートレンブラント”
②右の画像・①とは逆に右斜め前からライトを当て奥の目の下に三角形が出来る(奥の顔が影になる)
”ブロードレンブラント”
ライトの高さは目の高さよりも少し上から見下ろす形が基本です
それでは作例を・正面からのレンブラントライティング
続いてブロードレンブラント
レンブラントライティングを意識しだした比較的に最初の頃はこのブロードレンブラントの方を多用していたようです
奥の顔に比較的濃い影が出来るためカッコよくムーディーな雰囲気になる印象です。可愛く撮るには難しい撮り方かもしれません
続いてショートレンブラント
ある日を境に突然こちらに切り替わりましたショートレンブラント
撮影者とライトとの物理的な関係で調節がし易く
影多め少な目の加減が付けやすくなります。クッキリハッキリ三角形と言うよりフンワリ薄っすら付けると女の子らしい柔らかな感じが出せます
顔に光が回りやすいので可愛く綺麗に・女子を撮るのに向いています
スリーポイントとしてメインライトの反対側の影の部分を埋めるためフィルライトやレフ版を使う方もいらっしゃいますがわたくしは主にツーポイント
キーライトとバックライトのみでフィルライトは滅多に使いません
比較的に濃い目の影を出しハイライトからシャドウへの柔らかいグラデーションで奥行き感のある画がわたくしの好みです
一つのライティング・撮影方法として参考にしてみて下さい
あなたのドールちゃんが普段見せない特別な表情を見せてくれるかもしれません(*^_^*)
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